欠陥住宅の多い一戸建て
トラブルの多い住宅
一戸建ての中でも、どのような住宅にトラブルが多いのでしょうか。まず、持ち家と借家を比べると、圧倒的に持ち家のほうが多くなっています。借家の場合は、自分のものではないので、借主は引っ越せばすみます。
持ち主も自分が住むわけではないので、そう深刻にならないで済むといった事情があるのかもしれません。それに、そもそも新築住宅の着工件数をみると、持ち家のほうが多いので、これは当然のことと言えます。
では、持ち家の中での建てかたの違いをみるとどうでしょうか。自分の土地に工務店や住宅メーカーなどに依頼して注文住宅を建てる場合と、住宅メーカーや不動産会社が建てた家を購入する分譲住宅を比較すると、注文住宅よりも分譲住宅のほうが多くなっています。
規格型の住宅が多い分譲住宅ではなく、自分の好みの家を建てたいと考えている人が多いと思いますが、その場合、欠陥住宅トラブルに巻き込まれる可能性が高くなることを、よく認識しておかなければいけません。
分譲住宅には建売住宅と売建住宅がありますが、トラブルになりがちなのは売建住宅という調査結果もあります。分譲住宅のなかでも、幾分注文住宅に近い形態なので、やはり十分に気をつけておきたい点です。
工法別でみると、木造軸組の在来工法がほぼ半数を占めています。ニュースなどではプレハブ工法や2×4工法のほうが多いように感じられますが、実際はいわゆる町の工務店、大工さんの建てた家にトラブルが発生することが多いと考えたほうがいいでしょう。