工事現場の見学(3)
引渡しまでにチェックを
全ての工事が終わった段階では、工事担当の責任者と依頼主、購入者が立ち会って検査を行います。これを分譲住宅などでは、内覧会、内見会などともいいます。ここで仕上がりに問題が無いかどうかをチェックしていきます。
チェックするべき場所は、多岐にわたります。壁や床などにキズがあれば、そこに付箋紙などを貼り付けて指摘します。そうすれば、引き渡しまでにちゃんと補修してくれます。指摘した箇所が多い場合には、再度検査をする必要があります。
引渡しが終わった後だと、補修に応じてくれない場合もありますし、応じるにしても有料になる恐れがあります。品確法で10年保証があるといっても、それはあくまでも構造と雨水の浸水に関する部分に限られ、わずかなキズや汚れは対象にはなりません。
もしかしたら担当者がずっと横について、急かしてくるかもしれませんが、それに流されてはいけません。いい仕上がりになっていれば問題は無いのですが、そうでなければ後悔しないように臨むことが重要です。
この竣工検査を終えて、各種の手続きの後に鍵を受けとれば、もうその住まいは自分のものなので、法律で義務付けられた保証制度、また独自にその会社が保証している部分以外には責任を取ってくれません。
引渡しを受けていても、引越しをする前で物理的にキズをつけたりする可能性はない段階であったとしても、業者に責任を問うことはできなくなってしまいます。