設計・見積もり・契約(6)
契約に際して
契約書に書かれている項目は、基本的に全て重要事項説明書に盛り込まれています。ということは、契約に当たっては重要事項説明書の内容と食い違いがないかを確認していけばいいということになります。
買い主の事情に合わせて各種の特約事項もちゃんと盛り込まれているかどうかを確認しましょう。ローンを利用するときは、ローンが不成立になったら契約は白紙還元して、頭金を返却してもらえるようになっているかどうか見てみましょう。
買い換えの場合には、手持ちの物件が予定通りの価格で売れなかったときは、やはり契約を白紙還元できることがちゃんと文書化されていなければ、違約金を請求されることになります。
また、違約金に関しても重要事項説明書、契約書ともに記載されているはずです。売り主が不動産業者の場合は、違約金は売買価格の20%以内という定めがありますし、どのような場合が違約金請求要件に当たるかも記載されているはずです。
ハンコを業者に渡さないこと
こういった点にも納得したうえで、契約書に署名・捺印します。その際、ハンコは必ず自分で押すようにしましょう。
中には「契約の手続きは面倒なので」と言って、ハンコを客から預かって知らない書類を作成して騙そうとする悪質な業者もいますので、要注意です。
法的には、契約は口頭でも有効となりますし、拇印でも成立します。軽はずみな気持ちで署名したりしないように、十分気をつけましょう。