設計・見積もり・契約(2)
設計図書の確認
正式に設計を依頼すると、膨大な設計図書が作成されます。規模にもよるのですが、付近見取り図、配置図から仕様書まで、30~40枚になるのが普通です。
業者はこの設計図書と、見積書に書き込まれた内容の工事しかしてくれません。ここでこだわっておかなければ、自分たちの希望する家は建たないともいえます。できるなら、見積書と設計図書を照らし合わせながら、広さ、数量などに食い違いがないかどうか細かく検証しておいたほうがいいでしょう。
自分たちが希望していたのに、ここに書き込まれていないものがあるとすれば、それは別途工事の扱いになります。門、堀などの外周りの工事は別扱いになることが多いのですが、設計図書にない工事は全て別途工事、つまり別途費用がかかることになります。
例えば、設計図書には面積表と呼ばれる敷地の広さ、建物の床面積を示す表があります。それが見積書にある面積と合致しているか、仕上表にある建物内部や外部の仕上げ材や設備機器、建具が希望通りのものになっているか、また見積書と食い違ってないかも見ておくようにしましょう。
細かいところも重要
そのほか、外観のデザイン、柱や床などの部材がちゃんと指定したものになっているか、システムキッチンやバス・トイレ、照明器具などの設備機器が指定したものか、コンセントやスイッチの位置はどうかといった点も細かいところですが、大切なことです。
こういう細かい点にこそ、設計者の気配りが出ます。生活上の利便性をちゃんと考慮してくれているかなど細かく説明を聞きましょう。いろんな質問に、しっかり答えてくれるかどうかといった説明の仕方にも、設計者の姿勢を伺うことができます。