シックハウス対策
シックハウス
2003年に改正建築基準法が施行されて、シックハウス対策が強化されています。シックハウスとは、各種の建材などに用いられている化学物質が室内に放散して人間に害を与えることで起こるものです。
中でも影響が大きいとされているのが、ホルムアルデヒドとクロルピリホスです。ホルムアルデヒドは合板や接着剤などに使用され、クロルピリスは主にシロアリ駆除剤に使われている化学物質ですが、これは全面的に使用禁止とされました。
ホルムアルデヒドは4段階に分類
一方、ホルムアルデヒドは、まずその発散速度によって「F☆☆☆☆」「F☆☆☆」「F☆☆」「表示なし」の4段階に分類されています。
その中で「表示なし」は使用禁止で、「F☆☆☆」と「F☆☆」は一定の制限つきの使用とされ、「F☆☆☆☆」だけ制限なしで使用可能となっています。
そのため法律施行直後には「F☆☆☆☆」の合板などのニーズが高まり、一時、品不足になりましたが、最近は十分出回り、ほとんどの物件で「F☆☆☆☆」が使用されるようになっています。合板などは、この「F☆☆☆☆」を使用しているかどうか確かめましょう。
一戸建てでは、機械による24時間換気システムの設置が義務付けられたほか、換気をよくするために空気の流れ道になる天井裏には「F☆☆☆」以上を使用するか、各種の換気を良くする配慮が必要となります。
また、合板や接着剤などでホルムアルデヒドの発散が多くなる可能性の高い内装仕上げに関しては、発散量の少ない「F☆☆☆☆」は無制限に使えるものの、「F☆☆☆」は床面積の2倍までに限られ、「F☆☆」以下は使用が禁止されています。
法律の規制が遵守されているかどうか、設計段階などで確認するようにしましょう。