一戸建ての工法
様々な工法
ひとくちに一戸建て住宅といっても、いくつかの工法があります。好みの問題もありますが、予算や工期、住む上で居住性などに違いがあるため、自分たちにはどの工法の一戸建てがいいのか、事前に決めておけば、物件の選択がスムーズに進みます。
日本では、木造軸組工法と呼ばれる、古くからの伝統的な工法のほか、戦後にスタートしたプレハブ工法、2×4工法の3つで、大体99%を占めているといっていいでしょう。
高温多湿の日本の気候風土には、主要部材が木材で通風にも優れた木造軸組工法が最も適しているといわれますが、逆にいえば気密性にやや欠け、エネルギー効率が悪いといった面があります。
また、現場での作業が中心になるため、職人の技量に左右される要素が多く、品質のバラつきも出てきます。
これに対し、プレハブ工法は、主要部材を工場で生産するため、品質のバラつきはかなり解消されます。大量生産ができますから、価格的にも安くなります。ですが、その分プラン面での制約があったり、増改築の自由度の低い住宅もあったりします。
2×4工法は、主に2インチ、4インチの木材でパネルを作り、そのパネルを6面体にして家を組み立てていく工法です。気密性が高く、火災や地震などにも強いといわれています。
反面、6面体のパネルなので、窓などの開口部の広さが制約されたり、将来の増改築の自由度が低いなどの問題もあります。
まずは主要な工法の概要を理解し、予算を考慮しつつ、自分たちに合う住まいはどの工法なのかを絞りこむようにするといいでしょう。